アスレチックス・ルーカーが逆転サヨナラ弾 藤浪メジャー初勝利

【レンジャーズ7-9xアスレチックス】延長10回タイブレーク@オークランド・コロシアム

8回裏に5対5の同点としたアスレチックスは、10回表に2点を勝ち越されたものの、10回裏無死3塁からエステウリー・ルイーズのタイムリーで1点差に迫り、最後は無死1・3塁からブレント・ルーカーが11号3ランを放って逆転サヨナラ勝ち。地区首位のレンジャーズを相手に劇的な勝利を収め、今季9勝目を挙げた。アスレチックス7番手の藤浪晋太郎は2/3回を無失点に抑え、記念すべきメジャー初勝利をマーク。レンジャーズ5番手のブロック・バークに今季初黒星(2勝)が記録された。

今季大ブレイク中の28歳が大きな仕事をやってのけた。2点ビハインドの10回裏、ルイーズのタイムリーで1点差に迫ったアスレチックスは、無死1・3塁のチャンスで3番打者のルーカーが打席へ。3球でカウント1-2と追い込まれたものの、そこからファウル4球などでフルカウントまで粘り、最後は外角にきた93マイルのフォーシームを左中間に叩き込んだ。昨季までメジャー3年間で通算10本塁打だった外野手が今季早くも11本塁打。打率.319、OPS1.101という驚異的な活躍でアスレチックス打線を支えている。

アスレチックスの藤浪はリードを2点に広げられた直後、10回表一死1・2塁の場面で7番手として登板。ロビー・グロスマンを見逃し三振に仕留めたあと、ナサニエル・ロウに四球を与えたが、ジョシュ・ヤングをライトライナーに打ち取り、ピンチを切り抜けた。その裏に味方打線が逆転してサヨナラ勝ちとなったため、藤浪にはメジャー初勝利が記録されている。今季の成績は11試合(うち4先発)に登板して1勝4敗、防御率12.17となった。

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