【高校野球】智弁学園が天理高校との二強対決を制して優勝 先発の藤田選手が「投打」で活躍【春季大会奈良県予選2023決勝】

【写真あり】先発の藤田選手が「投打」で活躍 智弁学園が天理高校との二強対決を制して優勝【高校野球・春季大会奈良県予選2023決勝戦】

智弁学園・藤田健人選手

2023年5月13日(土)、「令和5年度春季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選決勝戦」が行われ、智弁学園が天理高校に8-4で勝利した。

智弁学園が2年ぶりの優勝

天理・赤埴克樹選手

智弁学園は1回、1アウト3塁のチャンスから3番松本大輝選手のタイムリーヒットで1点を先制する。

天理はその裏、2番赤埴克樹選手のソロホームランで同点に追いつく。

3回にも両校1点ずつ加えて2-2。

赤埴克樹選手のタイムリーで逆転のホームをしっかりとタッチする天理・下林勇希主将

7回には智弁学園が犠牲フライで1点を勝ち越すが、その裏天理は赤埴克樹選手のタイムリーで逆転し、4-3と天理がこの試合初めてリードをする。

しかし8回、智弁学園はこの回変わった天理の嶋川雄大投手の立ち上がりをせめてノーアウト満塁のチャンスを作ると、今日先発の藤田健人選手がライト前へのタイムリーヒット。これをライトが後逸し、3点を追加。その後1番の川原崎太一選手も犠牲フライを放ち7-4とする。智弁学園は9回にも点を挙げて8-4とリードを広げる。

智弁学園は先発の藤田健人選手が112球、自責点2で完投。

2年ぶりの優勝を決めて、5月27日(土)から始まる「春季近畿地区高等学校野球大会」の出場権を手に入れた。

智弁学園・高良鷹二郎主将の試合後のコメント

智弁学園・高良鷹二郎主将

「最初、流れが悪かったのでズルズル行かなくてよかったと思います。大会を通じて、どれだけ点を取られてもみんなでつないで優勝できたのがよかったです。練習試合で強豪校と対戦させてもらい、自信を付けられたので、近畿大会も自信を持って全員で戦います!」

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