福島西会津の自慢の逸品いかが? 農産品や日本酒など販売、「赤べこ」の絵付け体験も・14日まで新潟中央区のメディアシップで

赤べこの絵付け体験も行われた西会津フェア=5月13日、新潟市中央区

 福島県西会津町の紹介や名産品の販売を行う「西会津フェア」が5月13日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ1階みなと広場で始まった。西会津町自慢の逸品を買い求めようと、多くの人でにぎわった。

 新潟県の五泉市、阿賀野市、阿賀町の魅力を発信しようと、新潟日報が展開したプロジェクト「未来のチカラin阿賀路」の一環。福島県の会津地方は阿賀野川で新潟県とつながるなどの縁があり、昨年に続き2回目の開催となる。

 この日は、生シイタケや菓子、車麩(くるまふ)などの名産品のほか、西会津町唯一の酒蔵、栄川酒造の日本酒が並び、訪れた人たちは買い物を満喫していた。観光PRも行われ、6月1日〜30日に大山祇(おおやまづみ)神社で開かれる大山まつりに関心を寄せる人が目立った。

 会津地方の伝統的工芸品「起き上がり小法師(こぼし)」や「赤べこ」の絵付け体験も好評だった。新潟市西区、小学4年の女子児童(9)は「いろいろな色を使って、かわいい赤べこができた」と満足そうだった。

 5月14日まで。時間は午前10時〜午後4時。

福島県西会津町の名産品を販売した「西会津フェア」=5月13日、新潟市中央区

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