国内外で活躍する大道芸人が集まり、街中でパフォーマンスを繰り広げる「ひたち国際大道芸」が13日、茨城県日立市幸町の日立シビックセンター新都市広場などで開幕した。コロナ禍を経て4年ぶりの開催。出演者の華麗な技に、観客から大きな拍手と歓声が送られた。
同市の初夏の名物イベントで同実行委員会が主催。29回目となる今年は計27組、64人が出演する。
体操経験者の男女2人組「アスタリスクノヴァ」は、高さ3メートル、幅10センチの平均台での宙返りや、高さ約8メートルのポール上での倒立などを披露。舞踏集団「大駱駝艦」の5人は、全身に金粉を塗った「金粉ショー」で観客を独自の世界観に引き込んだ。
歌とアコーディオンの姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」は力強い声量で「恋のバカンス」などを披露し、軽妙なトークに会場は笑いに包まれた。夜の大道芸「夜会」はパフォーマーたちが同広場に集結し会場を盛り上げた。
最終日の14日はJR多賀駅前のよかっぺ通りを中心に開かれる。