世界柔道、素根が2度目V 影浦銅逃す、斉藤メダルなし

女子78キロ超級で金メダルを獲得した素根輝=ドーハ(共同)

 【ドーハ共同】柔道の世界選手権第7日は13日、ドーハで個人戦最終日の男女2階級が行われ、女子78キロ超級は2021年東京五輪覇者の素根輝(パーク24)が昨年3位のジュリア・トロフュア(フランス)を下し、19年以来2度目の優勝を果たした。初戦の2回戦から5試合を制し、来年のパリ五輪代表に前進した。

 男子100キロ超級で昨年2位の斉藤立(国士舘大)は敗者復活戦で一昨年覇者の影浦心(日本中央競馬会)に指導3の反則負けを喫し、メダルに届かなかった。影浦は3位決定戦で一本負けし、銅メダルを逃して5位。

 斉藤は準々決勝で五輪優勝2度のテディ・リネール(フランス)に指導3で反則負け。

女子78キロ超級決勝 フランスのジュリア・トロフュア(右)と対戦する素根輝=ドーハ(共同)
男子100キロ超級敗者復活戦で影浦心(左)に敗れた斉藤立=ドーハ(共同)

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