今井翼が「Dr.チョコレート」第5話に登場。2年前の事件の黒幕「め組」の関係者

今井翼が、日本テレビ系連続ドラマ「Dr.チョコレート」(土曜午後10:00)の5月20日放送・第5話に出演することが分かった。

坂口健太郎が主演を務める「Dr.チョコレート」は、謎めいた義手の元医者・Teacherこと野田哲也(坂口)と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女・Dr.チョコレートこと寺島唯(白山乃愛)の唯一無二の絆で結ばれた2人が、全員難ありでキャラクター強めの6人の医療仲間“チョコレート・カンパニー”と共に、訳あり患者の命を救っていく、怒濤(どとう)の展開が癖になるノンストップ・ドクター・エンターテインメントだ。Dr.チョコレートとチームを組む、超優秀な医療スペシャリスト集団“チョコレート・カンパニー”のメンバー役で、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴も出演している。

第4話でその存在が明らかになった闇の組織「め組」。2年前に起こった爆発事件の実行犯・沢入(福山翔大)、城南警察の薮下穂乃花(石川恋)、海王病院の堤直人(佐野弘樹)など、そのメンバーも徐々に判明。今井は、第5話でDr.チョコレートの新たな依頼人として登場する、かつて「め組」の一員だった結城鷹也役を務める。

結城の依頼は、肝不全の症状に苦しむ息子を助けてほしいというもの。しかし、病に苦しむ息子を病院には一切連れて行かず、その理由は頑として話さない結城の不審な態度、またその暮らしぶりから1億円の報酬を支払えるとは思えないこと、そして、秘密保持契約のサインから、結城と息子の関係にある疑惑を持ったTeacherは依頼を受けるべきか迷う。

なかなかオペが決まらないことに業を煮やした結城は、Teacherと唯のもとに乗り込み、自分が以前「め組」の一員であり、Dr.チョコレートの正体を知っていることを明かす。戸惑うTeacherだったが、結城の息子の病状を見た唯の一言でオペが始まる。オペの最中に結城から明かされた事実。Teacherの疑惑通り、患者は結城の息子ではなく、「め組」の活動を通じて結城が知り合ったシングルマザーの白石千尋(田中道子)の息子・勇気だった。

「め組」の活動にのめり込み、勇気の体調が悪化しても病院にも連れて行かない千尋の姿に、正気に戻った結城はDr.チョコレートの手術を受けさせるために勇気を誘拐したのだった。しかし、そんな結城の行動は「め組」に筒抜けになっていた…。

今井は「TeacherとDr.チョコレートを中心に、個性豊かなメンバーのカンパニーの雰囲気がそのまま、撮影現場にもあふれていました。温かく迎えてくださったことに感謝しています。依頼人、結城として登場しますが、純粋に子どもを助けたいという気持ちで演じていました」と撮影を振り返り、「一体『め組』とは何なのか。誰が黒幕なのか。せひお楽しみください」と呼び掛ける。

田中は「演じる千尋はシングルマザーという役柄で、私にとって母親役は初めての挑戦です。しかも『め組』という謎の組織の熱烈な信奉者でもあります。台本をいただいた時は、世間の関心事が詰まったような役だなと率直に思いました。Teacherたちとどのように関わっていくのか、苦悩の末、思い詰めるシングルマザーの千尋がどう動いていくのかご覧いただけたらうれしいです!」とアピールしている。

第5話。Teacherは、うなぎ(斉藤)が以前居た御殿会病院の医療ミスと隠蔽工作を記事にしてもらった見返りに、東都新聞の記者・奥泉渚(西野七瀬)を食事に誘う。奥泉がDr.チョコレートの正体にたどり着いたことを知らないTeacherは、酒の酔いに任せて唯への素直な思いを語り、「何があっても唯を守る」と明言。奥泉は複雑な気持ちで耳を傾ける。その頃、残高(小澤)は娘との関係を修復するためにギャンブル卒業を誓うが…。

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