第1四半期のGDP伸び率2.7%

特区政府は5月12日、「2023年第1四半期経済報告」と2023年第1四半期の域内総生産(GDP)修正値を発表した。同日の香港メディアによると、香港経済は今年第1四半期に顕著に改善し、実質GDP伸び率は前年比で2.7%となり、昨年第4四半期のマイナス4.1%からプラス成長を回復した。前期比の実質GDP伸び率は5.3%に大幅上昇した。政府はまた2023年通年の実質GDP伸び率について、財政予算案発表時に示した3.5~5.5%を維持した。現在の経済回復の原動力が持続できればGDP伸び率は予測の上限に近くなるとみている。

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