G7閣僚、長崎・平和公園で献花 保健相会合後に訪問

G7保健相会合を終え、平和公園を訪れ献花に臨む各国の閣僚ら=14日午後、長崎市

 被爆地・長崎市で開催していた先進7カ国(G7)保健相会合に参加した閣僚らは14日午後、同市の平和公園を訪問し、平和祈念像の前に献花した。長崎県によると、G7閣僚らがそろって平和公園で献花するのは初めて。

 G7各国のほか、招待国のベトナムとインドネシアの閣僚らを含む計10人が平和祈念像前に並び、花束を手向けた。一般客の公園内立ち入りは一時規制された。長崎県の大石賢吾知事と長崎市の鈴木史朗市長も同席した。

 加藤勝信厚生労働相は献花に先立ち、会合閉幕後の記者会見で、「さまざまな懸念が高まっている時だからこそ、改めて平和の必要性を心に刻み、各大臣と共有したい」と強調した。

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