ロイヤルズ・グレインキーが史上5人目の快挙 1000人から奪三振

【ロイヤルズ3-4xブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

ロイヤルズはナ・リーグ中部地区首位のブリュワーズを相手に2度リードを奪ったものの、最後は9回裏一死2・3塁からジョーイ・ウィーマーの犠飛でサヨナラ負け。明日の最終戦を残して敵地での3連戦の負け越しが決まり、借金17となった。ブリュワーズは先発のエイドリアン・ハウザーが4回8安打3失点で降板したが、リリーフ陣が無失点リレーを展開し、5番手のデビン・ウィリアムスが3勝目(0敗)をマーク。ロイヤルズ5番手のカルロス・ヘルナンデスに今季初黒星(0勝)が記録された。

サヨナラ負けを喫したロイヤルズだが、先発した39歳のベテラン右腕、ザック・グレインキーがメジャー史上5人目となる快挙を達成した。グレインキーは5回裏にブライス・トゥレイン、ウィーマーの両新人をいずれも見逃し三振に仕留めたが、これが両選手から初めて奪った三振。グレインキーにとって通算999人目、1000人目となり、「異なる1000人の打者から奪三振」というマイルストーンに到達した。

過去にこのマイルストーンを達成したのはノーラン・ライアン(1182人)、ランディ・ジョンソン(1123人)、グレッグ・マダックス(1049人)、ロジャー・クレメンス(1022人)の4人だけ。ステロイド問題を抱えるクレメンス以外は殿堂入りを果たしており、グレインキーは偉大な名投手たちに肩を並べたことになる。通算224勝を挙げているグレインキーも「将来の殿堂入りはほぼ確実」と言われる名投手。なお、通算3000奪三振のマイルストーンまであと86に迫っている。

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