俺の“焼きそば”食いやがれ、最強の味決定戦 飲食店が火花 ルール「麺を焼く」それ以外は何してもOK

出店する飲食店がある朝霞市・和光市

 埼玉県朝霞市などの居酒屋をはじめ中華や創作料理、イタリア料理店など多種多様な飲食店が腕によりをかけた創作焼きそばを作り、食べた客が最強の焼きそばを決める焼きそばコンテスト「魂のやきそば・最強決戦~俺のやきそばを食らいやがれ~」が31日まで、同市などで開かれている。

 食で朝霞を盛り上げ、食育で次世代の子どもたちにつないでいこうと、市内の飲食店で結成した「朝霞食いち」(桜井高敬会長、加盟16店)が企画した。同様のコンテストは一昨年のチャーハン、昨年のカレーに次いで3回目。

 「魂のやきそば」にエントリーしているのは、朝霞市内の18店と和光市の2店の計20店舗。参加者は各店で焼きそば(全店舗税込み900円)を食べ、スタンプカードに店舗のスタンプを押してもらう。2店舗以上のスタンプのあるカードに最もおいしかった店舗を記入し、投票する。

 期間中、投票が最も多かった店舗がナンバーワンになる。投票者の中から抽選で、同団体加盟店の食事券(1万円~3千円)やボディーシャンプー、冷凍ラーメンなどが当たる。抽選は6月初旬ごろに実施し、当選者にはがきや商品を郵送する。また、気に入ったスタッフがいる店舗もウェブで投票できる。

 同団体は「ルールは麺を焼くことだけ。パスタでもうどんでも麺が焼いてあれば何でもOK。和食やイタリアン、中華など普段は全く違うジャンルの料理を提供する店舗で個性豊かな焼きそばが楽しめる」と呼びかけている。

 問い合わせは、事務局(電話090.5196.1360)へ。

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