金沢市に会場を移して開かれた先進7カ国（G7）教育相会合は14日、対話型人工知能（AI）「チャットGPT」など生成AIの学習面での活用について「課題を継続的に把握し、リスクを軽減する重要性を認識する」との文言を盛り込んだ共同宣言を採択した。新型コロナウイルス流行で停滞した留学や国際交流を、コロナ禍前より拡大する方向性も確認した。
共同宣言では、生成AIを含めたデジタル技術の進展は「学習や指導に好機をもたらすと同時に、教育システムに課題を提示している」との見解を表明。課題やリスクを継続的に把握することの重要性で一致した。
