【イスタンブール共同】トルコで14日、大統領選の投票が行われた。強権的なエルドアン大統領と、民主主義の再建を掲げる野党統一候補クルチダルオール氏との事実上の一騎打ちでかつてない接戦とされる。約20年にわたる長期政権の是非が問われる。即日開票され、14日深夜(日本時間15日朝)にも大勢が判明する。
エルドアン氏はロシアのウクライナ侵攻後も欧米と一線を画し、ロシアと協力を続けてきた。欧米重視のクルチダルオール氏に政権交代すれば影響は国際社会にも波及する。議会選(一院制、600議席)も同時に行われた。
有権者は海外を含め約6400万人。