よりよい最期を迎えるために「終活フェスタ」

よりよい人生の最期を迎えるため準備する「終活」のイベントが、14日、愛媛県松山市内で開かれ、訪れた人たちが相談や体験を通しこれからの生き方などを考えました。

「終活フェスタ」はこれからの人生や家族との向き合い方などを考えてもらおうと、冠婚葬祭会社などが開いたもので、会場には相続や生前整理、葬儀の相談といった、約20ブースが設けられました。

中には、棺桶に入ったり仏衣を試着したりする体験コーナーのほか、プロのカメラマンによる肖像写真の無料撮影には行列が出来ていました。

(訪れた女性(76))
「普段の写真よりは、かしこまった感じで撮りたいと思った。少しずつ家の方も片付けながら、ある程度、子ども達にも迷惑をかけないようにしたい」

主催者は「核家族化などを背景に、葬儀の事前相談も増えている。終活を通じて残りの人生をどう充実させるか、考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

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