大分市の原川中吹奏楽部、老人ホームで迫力の演奏披露【大分県】

迫力のパフォーマンスを披露する原川中吹奏楽部=13日、大分市

 【大分】大分市の原川中吹奏楽部は13日、同市千歳の住宅型有料老人ホーム「ノースタンダード」で慰問演奏をした。

 同部は昨年度の県吹奏楽コンクール、全日本アンサンブルコンテストで金賞を受賞。入所者に迫力の生演奏を楽しんでもらおうと、同ホームが企画した。

 部員23人が訪問。行進曲や「ルパン三世のテーマ」など3曲を披露した。入所者30人は打楽器や管楽器の美しいハーモニーに聴き入り、大きな拍手を送った。

 丸谷好子さん(100)と昭子さん(95)姉妹は「こんなに間近で聴くのは初めてで元気を頂いた。生活に変化が出てうれしい」。

 森優日(ゆうか)部長(14)は「涙ぐむお年寄りもいてうれしかった。もっと感動してもらえる演奏ができるよう頑張ります」と話した。

© 有限会社大分合同新聞社