
週明け15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。外国為替相場の円安進行を好感した買いが広がり、一時約1年半ぶりの高値を付けた。上げ幅は200円を超える場面があった。
午前終値は前週末終値比118円73銭高の2万9507円03銭。東証株価指数(TOPIX)は10.35ポイント高の2106.74で、取引時間中としては約1年8カ月ぶりの高値水準となった。
外国為替市場の円相場がドルに対して前週末比で1円超下げる場面もあり、輸出関連株を中心に買いが先行した。2024年3月期の好業績見通しや、自社株買い方針などの株主還元策を打ち出した銘柄も上昇した。