広島サミットまで4日 主会場の元宇品地区 午後から立ち入り制限

広島サミットの開催を4日後に控えて、主な会場のホテルがある広島市の元宇品地区では、この後、午後から立ち入り制限が始まります。現地から中継です。

小林康秀 キャスター
わたしの後ろが主会場に陸路で向かうことが唯一できる橋です。ちょうど警察官が立っているところなんですが、交通規制が行われるのは、わたしたちがいるところも含めて、ちょうど向こうに信号がありますが、あの信号から手前全てということになります。

ちょうど右手の施設はですね、中に入るために人や車をチェックするための施設で、すでにスタッフたちが準備を行っているところです。

実際の交通規制はこのあと午後3時から行われまして、中に入ることができるのは、住民あるいは職場がある人に限られていまして、事前に識別証や車両書を申請した人ということになっています。

地元の人の声です。

職場のある人たち
「車通勤だけどマイクロバス使う」
「サミット期間は営業は難しいので、店はクローズする」

住民
「これだけの国際イベントなので、協力しようというのが住民の総意ではあります」

小林康秀 キャスター
すぐそばで住民の方にお話をうかがいますと、どのぐらい識別証のチェックに時間がかかるのか、移動にちょっと不安があるけれども、やはり広島でサミットが行われることは意味のあることなので、何らか協力したいと、そんな話をされていました。

さきほどから制服の警察官あるいは私服の警察官が100人規模で現場にそれぞれ散っていく様子がこちらからもうかがえます。物々しくなっている元宇品からお伝えしました。

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