夢だったレアル・マドリーへの移籍を封印し、PSGとの契約を更新したキリアン・エムバペ。
本人は将来的な移籍を諦めていないが、『Marca』によれば、レアル側が獲得に動く可能性は現時点では全くないという。
レアルはエムバペのことを考えていないだけでなく、PSGとの交渉も眼中になく、カタール側に1ユーロも渡すつもりはないとのこと。
その道は完全に閉ざされており、レアルの首脳陣はPSGの財源を肥やすことを毛頭考えていないため、もはや選択肢にすら入っていないそう。
レアルの短期的戦略はすでに確定しており、その構想にエムバペは含まれていないとのこと。
これまでレアルとPSGは良好な関係にあったが、エムバペ移籍禍根やスーパーリーグ構想で関係性は悪化しているようだ。
また、22歳のヴィニシウス・ジュニオールが飛躍的に成長したこともエムバペ不要論の背景にある模様。
今季の彼は52試合で23ゴール21アシストと大車輪の活躍を見せている。
レアル上層部は、ヴィニシウスはエムバペ以上のパフォーマンスを披露していると感じており、彼に満足しているとのこと。
エムバペはよりストライカー寄りだが、2人は左ウィングを主戦場としており、ポジション的にもかぶる。
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レアルはヴィニシウスを信頼しているため、現時点でエムバペの獲得に乗り出す考えはないようだ。