デジタル時代も“紙”派なあなたへ 令和文房具の三種の神器

さまざまなものがデジタル化される現代において、「手書きや紙の時代は終わった」という声を聞く機会は少なくありません。“アナログ派”のなかには、少々肩身の狭い思いをしている方もいるのでは? しかし技術革新の中心からは少し離れたところで、「文房具」が多様な進化を遂げていることをご存じでしょうか? 今回は、“便利”の2文字では語れない令和の文房具をご紹介します。

世界三大デザイン賞を受賞した“美ペン”

毎日の仕事や友人とのコミュニケーションなど、日常のあらゆることをインターネット上で行えるようになったことで、文字を書く機会はめっきり減りました。たしかに、パソコンやスマートフォンであれば手指は疲れないし、漢字が分からなくて困ることもないし、何より便利で効率的です。しかし、「書は人なり」という言葉もあるように、手書きには手書きにしかない味があります。「stilform Pen Aluminium ボールペン」は、現代人の“書きたい欲”を呼び起こす新時代の文房具です。

ドイツの高級筆記具ブランドで、従来のキャップ式、ノック式のものとは一線を画す“スライド式”。永久磁石のなかで最も強力なネオジウム磁石が内蔵されており、スライドさせると“カチッ”という音とともにペン先が現れ、スマートに書き出すことができます。また、デザインは黄金比に基づいて設計されており、世界三大デザイン賞を受賞するなど見た目にも美しい一本です。

stilform Pen Aluminium ボールペン ¥15,400(税込)/stilform JAPAN
※チタンモデルは¥27,500(税込)

“男のロマン”が詰まった名刺入れ

ビジネスシーンにおいて重要な役割を持つ名刺交換。近年は、リモートワークやペーパーレス化の影響でオンライン名刺などが普及しつつあるものの、まだまだ紙の名刺の存在感は健在です。令和のビジネスパーソンにとっても、名刺入れは必須のアイテムとなりそう。無難にシンプルなものを選ぶのもいいけれど、相手から“意外と見られる”名刺入れは、自分らしいセンスをアピールするのにぴったりなアイテムです。

ハンドガンの原点「ガバメント(M1911)」をモデルに、手作業で丁寧に作られた名刺入れ。クールかつ高級感のある見た目もさることながら、開閉するたびに楽しめる“リロード感”や、“カチャカチャ”という小気味のいい音が男心をくすぐります。もちろん名刺の取り出しやすさにもこだわっており、カードやタバコ入れとしての使用も可能だとか。

M1911-h 名刺ケース ¥13,750(税込)/南のアイデア工房

手書きなのに“デジタル”なノート

会議中のメモなど、皆さんはどのような方法で情報をまとめていますか? 手書きのほうが思考の整理がしやすく、記憶にも残りやすいという理由から、「メモは手書き派」という方も多くいるでしょう。しかし、コピーなどしやすいパソコンにメモを取るほうが、“業務効率”的にはいいのかも…。そんなジレンマを抱える方におすすめしたいのが、新時代のアナログデジタルノート「KOJIRO」です。

付属のペンでノートに記入したものを、スマートフォンやタブレットにリアルタイムでデータ化します。文字の一筆、線の一本ずつを記録するため、書いた順番にリプレイ再生することで、会議や企画の過程を客観的に振り返る際にも便利です。さらに、老舗ノートメーカー「ツバメノート」監修のノートは書き心地も抜群。時代に合った利便性を追求しつつ、“紙に書く”という行為の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか?

KOJIRO/MS-B5TNOTE ¥16,500(税込)/株式会社エアリア

Edit/Text : Hiroto Goda

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