東証、1年半ぶり高値 円安ドル高を好感し、続伸

東京証券取引所

 週明け15日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。終値は238円04銭高の2万9626円34銭を付けて年初来高値を更新し、2021年11月22日以来、約1年半ぶりの水準に上昇した。日銀が植田和男総裁の下で大規模な金融緩和策の継続を初めて決定した後の平均株価の終値上げ幅は1000円を超えた。外国為替相場の円安ドル高進行を好感した。

 東証株価指数(TOPIX)は18.46ポイント高の2114.85で、約1年8カ月ぶりの高値水準となった。出来高は約14億4800万株。

 外国為替市場の円相場が、前週末比でドルに対し1円前後下げて推移したのを背景に、買いが先行した。

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