茨城・潮来あやめまつり、19日開幕 嫁入り舟運航も

あやめまつり期間中、土曜夜にのみ運航される「宵の嫁入り舟」(2022年6月18日撮影)

茨城県潮来市の初夏の風物詩「水郷潮来あやめまつり」が19日、水郷潮来あやめ園をメイン会場として開かれる。過去3年はコロナ禍のため、各イベントを中止したり、入場管理などが行われたりしてきたが、今年はコロナ禍前とほぼ同規模で行われる。6月18日まで。

会場のあやめ園には約1.3ヘクタールの敷地に「500種100万株」ともいわれるハナショウブが紫や白、黄色などの花を咲かせる。目玉の一つとして知られる嫁入り舟は、29人の花嫁が乗船。期間中の毎週水・土・日曜日に運航される。

このほか、手こぎのろ舟遊覧や花がら摘み体験、潮来ばやし演奏、飲食物・雑貨販売などが予定されている。

市観光商工課の担当者は「コロナ前のにぎわいを取り戻すべく、われわれもできる限りのおもてなしをさせていただきますので、ぜひお越しください」と呼びかけた。

問い合わせは市観光商工課(電)0299(63)1111。開幕後は大会本部(電)0299(63)1187。

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