食品の残りかす「エコフィード」で育てた肉牛を出荷 飲料メーカーが茶かす提供 酪農学園大 市販前に試食会も

江別の酪農学園大学は15日、お茶のかすなどで作った飼料で育てた肉牛を出荷しました。SDGs推進に関する包括連携協定を結ぶ北海道コカ・コーラボトリングとの共同プロジェクトの一環です。

(北海道コカ・コーラボトリング佐々木康行社長)「北海道の循環型経済や北海道の酪農業、畜産業の経済効果に対してお役に立てる第一歩になる」

同社の札幌工場から出る麦茶のかすなどを活用した「エコフィード」と呼ばれる環境に優しい飼料です。小麦粉やふすまなどと混ぜて発酵させ、大学の付属農場で牛に与えました。出荷に先だって試食会も行いました。エコフィードで育った牛の肉は、19日から市販されます。

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