「明治安田J30ベストアウォーズ」MVPはJ1最多出場の遠藤保仁! ベストイレブンは現役3名、全員日本代表経験者に

写真:©︎J.LEAGUE

Jリーグは15日、「Jリーグ30周年記念イベント」を実施。「明治安田J30ベストアウォーズ」の受賞者を発表した。

2023年5月15日で、開幕からちょうど30周年を迎えたJリーグ。12日から14日までに開催されたJリーグの試合は、「Jリーグ30周年記念マッチ」として開催され、国立競技場では、スペシャルマッチとしてFC東京vs川崎フロンターレ(12日)、鹿島アントラーズvs名古屋グランパス(14日)の2試合が行われた。

Jリーグは30周年を記念し、ファン・サポーターの投票を受け付けて「明治安田J30ベストアウォーズ」を開催。これまでの30年を振り返り、MVP、ベストイレブン、ベストマッチなどの受賞を行った。

MVPに輝いたのは、ジュビロ磐田のMF遠藤保仁。横浜フリューゲルス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、磐田と渡り歩き、J1通算最多出場記録となる672試合に出場し103ゴールを記録していた。

これまでベストイレブンには歴代最多の12回選ばれており、2014年には最優秀選手賞も受賞。現在はJ2でプレーを続けている中、そのキック精度やゲームコントロールの能力は健在だ。

また、ベストイレブンに関しては全員日本人選手が並ぶことに。現役選手では遠藤の他、北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二、今季はポルトガル2部のオリヴェイレンセでプレーするFW三浦知良の3名が選出された。

その他、選出されたのは全て日本代表を経験し、三浦以外はワールドカップ(W杯)を経験した選手たちに。GKは川口能活氏、DFは井原正巳氏、内田篤人氏、田中マルクス闘莉王氏、中澤佑二氏、松田直樹氏、MFは遠藤、小野に加え、中村憲剛氏、中村俊輔氏、FWに三浦が並ぶこととなった。

いずれもJリーグのベストイレブンを受賞し、6名が最優秀選手賞の受賞経験があり、Jリーグだけでなく日本サッカーを代表する選手たちが名を連ねることとなった。

◆「明治安田J30ベストアウォーズ」

【MVP】

遠藤保仁(ジュビロ磐田)

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜フリューゲルス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪

【ベストイレブン】

GK

川口能活

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜マリノス/横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原

DF

井原正巳

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜マリノス/横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、浦和レッズ

内田篤人

Jリーグ歴代所属クラブ:鹿島アントラーズ

田中マルクス闘莉王

Jリーグ歴代所属クラブ:サンフレッチェ広島、水戸ホーリーホック、浦和レッズ、名古屋グランパス、京都サンガF.C.

中澤佑二

Jリーグ歴代所属クラブ:ヴェルディ川崎/東京ヴェルディ1969、横浜F・マリノス

松田直樹

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜マリノス/横浜F・マリノス

MF

遠藤保仁

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜フリューゲルス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪

小野伸二

Jリーグ歴代所属クラブ:浦和レッズ、清水エスパルス、北海道コンサドーレ札幌、FC琉球

中村憲剛

Jリーグ歴代所属クラブ:川崎フロンターレ

中村俊輔

Jリーグ歴代所属クラブ:横浜マリノス/横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、横浜FC

FW

三浦知良

Jリーグ歴代所属クラブ:ヴェルディ川崎、京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸、横浜FC

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