熊本市のえがお健康スタジアムで14日に外周の天井板の一部が落ち、大学ラグビー観戦に訪れていた男性客が負傷した問題で、熊本県教育委員会は15日、落下物が水分を含んでいることから雨漏りによる腐食が原因とみられると発表した。17日のJ2熊本―仙台の公式戦では、外周スロープを封鎖する対応を取る。
15日の緊急点検で、天井板の他の部分にも腐食の恐れが確認された。補修の予定は決まっていない。
県教委によると、けがをしたのは東京都に住む20代後半の男性で、早稲田大―明治大の試合を父親と観戦した。治療後、帰京した。