「逃げ得」許さない 放置違反金の徴収強化 千葉県警

「逃げ得」許さない 放置違反金の徴収強化 千葉県警

 駐車違反の反則金を支払わずにいる滞納者のいわゆる「逃げ得」は許さないとして、千葉県警は現在徴収を強化しています。

 千葉県警によりますと放置違反金の徴収を強化する対象は、千葉県内の滞納者734人の約1400件、未納金額合わせて2100万円あまりで、5月8日から2か月間、実施されます。

 対象者の中には、1人で50件の違反を繰り返し、反則金が約80万円にのぼるケースもあり、千葉県警では捜査員を滞納者の自宅に訪問させたり、銀行口座を差し押さえたりするほか、悪質なケースには車両の差し押えも辞さないとしています。

 千葉県内の放置違反金の未納件数は、2023年3月末時点で約3600件、未納金額は合わせて5600万円あまりとなっていて、千葉県警では「納付命令などの書類が届いていたら、速やかに納付してほしい」と呼びかけています。

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