昔懐かしい蓄音機。
この程、その蓄音機でレコードを鑑賞する催しが千葉県市川市で開かれ、訪れた人たちがアナログならではの優しい音色に耳を傾けました。
懐かしさと温かみ溢れる音色。催しは美しいバラが咲き誇る、市川市里見公園のローズフェアで５月１３日に開かれました。
歌人の北原白秋の住まいを移築した紫烟草舎の縁側に、昭和レトロな蓄音機が置かれ、レコードの心地よい調べが響き渡ります。
蓄音機の動力はなんと手巻きのゼンマイでエコな面もあります。
色鮮やかなバラ、そして、アナログならではの音色が相乗効果を生み出し、ノスタルジックな世界が醸し出されていました。
主催したのは、市川を拠点にレコードで音楽を聴くイベントなどを開催している、てこな音盤俱楽部の日下部貢一さんで、日下部さんは、蓄音機のほかにも、真空管を使ったアンプでレコードを聴く会なども催しているということです。
蓄音機が奏でるノイズ交じりの温かい音色をじっくりと聞くのもいいですね。
