先日発表されたユヴェントス2023-24新ユニフォーム。
伝統の白黒に黄を組み合せたデザインが日本では「阪神タイガースみたい」と話題の新ユニが、週末のセリエAでデビューを果たした。
ユヴェントス 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム
伝統のビアンコネロ(白と黒)を守りつつも、愛称“Le Zebre”(シマウマ)を表現したストライプが斬新なデザインは、ファンの間でも賛否両論の様子である。
この新ユニフォームはクラブの事前告知通り、セリエA第35節クレモネーゼ戦でお披露目に。パンツとソックスはブラックで、力強さを感じさせる組合せだ。なお、試合は2-0でホームのユヴェントスが勝利した。
実は新ユニフォームを見た時から、一つ気になっていた点がある。胸スポンサーロゴの「視認性」だ。今回はロゴがやや見づらいように思える。
今回の胸ロゴは黒文字を黄で縁取るスタイルだが、そもそも白と黄はコントラストが弱く見づらいとされる組合せ。さらに黒ストライプの上に黒文字が重なるため、歴代で最も「Jeep」ロゴのインパクトが弱いユニとなった感がある。
23-24モデルの黒ストライプは脇から脇まで8本あるが、これは歴代でも最多クラス。近年最も多かったのは、この画像の15-16モデルの6本だった。
ストライプの本数が多い=間隔が狭いということは、角抜きのいわゆるブロックロゴを使わない限り、同色のロゴを重ねるのはかなり難易度が高い。
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ちなみに黄で彩る袖のスリーストライプス、メーカーロゴ、エンブレムは全て黒の上に重ねる形なので、こちらはコントラストに問題はない。
いまひとつ目立たない胸ロゴをJeep社側がどのように評価するのか。ユニ発表後やシーズン途中でサイズや色を変更するなど、スポンサーロゴに改良を加えたケースは過去にも例があるだけに、少々気になるところだ。
新シーズン開幕まで時間はある。レプリカユニはともかく、選手着用ユニには視認性向上で何らかの改良が施させる可能性もゼロとは言い切れないだろう。
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