コロナ禍や物価高が生活に影響を与える中、愛媛県松山市内の子ども食堂の運営者らが情報交換や協力の場を作ろうとネットワークを設立しました。
15日に誕生した「松山市子ども食堂ネットワーク」は、持続可能な形で子ども食堂を運営しようと市内にあるおよそ30の子ども食堂のうち、17団体が参加し設立したもの。
これまで市内では、宛先が決まっていない子ども食堂への資金や食料の寄付を受け付ける窓口がありませんでしたが、ネットワークの設立によりそうした寄付の分配が可能になるということです。
(代表)
「子どもたちが置かれている環境って、本当にいま辛い状況がまだまだ続いていて、我々が手を携えて活動を行うことで、よりその子たちにも食べるというところを届けていけると思っている」
ネットワークでは今後、子ども食堂を広く知ってもらうためのイベントの開催や行政への要望なども計画しています。