米、16日に債務上限協議 大統領、進展を「楽観」

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は14日、米連邦政府の債務上限問題を巡り、野党共和党マッカーシー下院議長らと16日に協議するとの見通しを示した。6月1日にも米国債のデフォルト(債務不履行)危機が迫る中、協議進展に「楽観的だ」と述べた。当初は今月12日に開催予定だったが、事務折衝を優先し、延期していた。

 地元の東部デラウェア州で記者団に語った。バイデン氏は野党側にも自分たちと同様「合意したいという望みがある」と指摘。「私たちは(合意が)できると思う」と述べた。先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)にも予定通り参加する考えを改めて示した。

© 一般社団法人共同通信社