首位バイエルン、2位ドルトムントともに大勝で譲らず。鎌田はPKで11試合ぶり勝利に貢献

ブンデスリーガ 第32節 結果まとめ

写真:1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いた鎌田 ©Getty Images

5月12日から14日にかけて、ブンデスリーガ第32節の9試合が行われた。

首位バイエルンは残留争いを演じるシャルケとホームで対戦。立ち上がりからボール保持率を高めて攻め込むと、21分にトーマス・ミュラーが先制ゴール。29分にジョシュア・キミッヒがPKを決め、後半にはセルジュ・ニャブリが2ゴールを奪うなどゴールラッシュを展開。6-0の圧勝で首位をキープした。シャルケの吉田麻也はベンチスタートして後半開始から投入されたが、66分にバックバスを奪われて4失点目を奪われるなど精彩を欠いた。

2位ドルトムントはボルシアMGとホームで対戦。開始5分でドニエル・マレンがゴールを決めて先制すると、その後はジュード・ベリンガムのPK、セバスティアン・ハラーの2ゴールで前半のうちに4点をリード。後半に2点を返されたが、試合終了間際にジョバンニ・レイナがダメ押しゴールを奪って5-2で快勝し、バイエルンとの勝ち点1差を維持した。ボルシアの板倉滉はベンチスタートとなり、後半頭からピッチに立った。

堂安律が先発出場した5位フライブルクは、勝ち点で並ぶ4位ウニオン・ベルリンとの直接対決に挑んだ。開始わずか5分でウニオン・ベルリンに先制されると、前半だけでさらに2点を奪われる。フライブルクも後半に2点を奪ったが、終盤にウニオン・ベルリンが1点を追加しダメ押し。敗れたフライブルクは来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いで劣勢に立たされた。

鎌田大地が先発、長谷部誠がベンチスタートとなったフランクフルトはホームでマインツと対戦。18分、鎌田が自ら倒されて得たPKを決めて先制すると、40分と59分にも追加点を奪い、3-0で快勝。リーグ戦11試合ぶりの白星となった。

遠藤航と伊藤洋輝が先発、原口元気がベンチスタートとなったシュトゥットガルトはホームにレヴァークーゼンを迎えた。前半はスコアレスで終わり、後半には両チームがPKで1点ずつを奪取。1-1のドローに終わった。

3位ライプツィヒはブレーメンに2-1で勝利。ケルンはヘルタ・ベルリンに開始早々に先制、一時は逆転を許したものの、その後4点を奪い返し5-2で快勝した。

ヴォルフスブルクは2-1でホッフェンハイムに勝利。浅野拓磨が先発出場したボーフムはアウクスブルクに3-2で競り勝った。


[ブンデスリーガ 第32節 結果]
ケルン 5-2 ヘルタ・ベルリン
バイエルン 6-0 シャルケ
ウニオン・ベルリン 4-2 フライブルク
フランクフルト 3-0 マインツ
ヴォルフスブルク 2-1 ホッフェンハイム
ボーフム 3-2 アウクスブルク
ドルトムント 5-2 ボルシアMG
シュトゥットガルト 1-1 レヴァークーゼン
ライプツィヒ 2-1 ブレーメン

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