1泊100万円の“城泊”も!地元出身の夫婦が大洲城で永遠の愛を誓う

愛媛県大洲市出身の1組の夫婦が、一部が国の重要文化財にも指定されている大洲城で結婚式を挙げ、永遠の愛を誓いました。城ならではの特別な時間を過ごしたようですが、一体どのような式となったのでしょうか。

太鼓とほら貝の演奏で始まった結婚式。会場となったのは、大洲城の天守です。

新郎の中野直也さん(28)と新婦の藤井みはる(28)さんは、共に大洲市出身。1泊100万円で大洲城に宿泊できる「キャッスルステイ」のオプションとして式を挙げ、親族らが見守る中、盃を交わして永遠の愛を誓いました。

新婦・藤井みはるさん 「私が大洲城で挙げたいっていう風に言ったんですけれども、理由としては、お付き合いを始めた場所が大洲城だった」

高校3年生の時に、新郎が新婦に告白した思い出の大洲城。鉄砲隊が2人の新たな門出に祝砲を放つなど、城ならではの特別な式となったようです。

新郎・中野直也さん 「本当に豪華な式になったので、一生の思い出になったなという気持ちです」

式の後、2人が宿泊した天守の寝室がこちら。3年前からスタートしたキャッスルステイの利用は、中野さん夫妻が25組目です。

また、大洲城を望むバスルームや宿泊者専用のラウンジで贅沢な時間を過ごしたほか、翌朝は国の重要文化財「臥龍山荘」で朝食を楽しんだということです。

まるでタイムスリップしたかのような非日常的な挙式。運営会社は今後も宿泊客や観光客の要望に応えていきたいと話しています。

© 株式会社あいテレビ