自転車の通勤手当計約3万円を不正に受給したとして、神戸市は15日、同市灘区の小学校に勤務する給食調理師の男性(44)を戒告処分にしたと発表した。
市教委によると、男性調理師は自転車で通勤すると届け出ながら、2022年8月から23年2月までの間、徒歩や妻の自家用車で職場に通い、月4400円の手当を不正に受け取った。聞き取りに対して「電動自転車のバッテリーが盗まれたので歩くことにした。徒歩の場合は手当が支給されないと知らなかった」と釈明したという。
本人が周囲に「妻の車で通勤している」と話したことから発覚したという。(井沢泰斗)