Nikeのサッカースパイクにおいて、軽量のスピードモデルとして知られる「マーキュリアル」シリーズ。
フランス代表のキリアン・エムバペを筆頭に、スピードとテクニックに秀でた攻撃的な選手が着用するイメージのあるスパイクだ。
それに間違いはないが、実はピッチ上の“最後の砦”であるゴールキーパーにもこのスパイクを愛用する選手たちがいる。
そこで、「マーキュリアル」を履いて欧州などで活躍する代表的なGKを紹介する。
ギジェルモ・オチョア
メキシコ代表/サレルニターナ所属
まずは昨年のカタール大会でワールドカップ5大会連続出場を果たしたメキシコの守護神。
プレースタイル的にも納得という感じで、「マーキュリアル」とともに数々のビッグセーブを成し遂げてきた。
着用スパイク:ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート
フレイザー・フォースター
イングランド代表/トッテナム所属
続いては昨年久々にイングランド代表に復帰し、今年3月の代表活動にも招集された35歳。
今季加入したトッテナムではウーゴ・ロリスの控えに甘んじていたが、ロリスが先日怪我でシーズンアウトとなったため現在はレギュラーを務める。
着用スパイク:マーキュリアル スーパーフライ 8 エリート
カスパー・シュマイケル
デンマーク代表/ニース所属
岡崎慎司とともにレスター・シティで「奇跡の優勝」を成し遂げたシュマイケル。
11年間プレーしたレスターから今季、フランス1部のニースへ移籍。イギリス外でプレーするのは初めてながら正GKとして活躍している。
着用スパイク:ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート
ウェイン・ヘネシー
ウェールズ代表/ノッティンガム・フォレスト所属
ウェールズの守護神として昨年、64年ぶりのワールドカップ出場に貢献。本大会でもレギュラーを務めた。
ただ所属のノッティンガムでは、ディーン・ヘンダーソン、ケイロル・ナバスという実力者2人にやや遅れをとっている。
着用スパイク:ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート
オディセアス・ヴラホディモス
ギリシャ代表/ベンフィカ所属
今季CLベスト8の成績を残したベンフィカの守護神。
フォースターと同じくホワイトアウトの「マーキュリアル」を愛用しており、スパイクのサイドには2人の子供の名前(AMELIAとLEO)を入れている。
着用スパイク:マーキュリアル スーパーフライ 8 エリート
ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
セルビア代表/トリノ所属
ラツィオの主力選手として活躍するセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの弟。
自身もトップ選手であり、所属のトリノでは今季全試合フル出場。セルビア代表でも昨年のカタールワールドカップで3試合ともに先発している。
着用スパイク:ズーム マーキュリアル スーパーフライ 9 エリート
上福元直人
日本/川崎フロンターレ所蔵
最後に、国内の「マーキュリアル」着用GKとして、今季京都サンガF.C.から完全移籍した川崎でレギュラーを務める上福元をピックアップ。
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機動力とビルドアップ能力に長けたプレースタイルは「マーキュリアル」と相性抜群だ。彼のような選手になりたいプレーヤーはスパイクを試してみてはいかが?