CL決勝進出に王手かけるインテル… アチェルビがミラン撃破に並々ならぬ決意「恐怖とアドレナリン」

写真:Getty Images

インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが宿敵ミラン撃破を誓った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)の舞台で2004-05シーズン以来18年ぶりに実現したミラノ・ダービー。今回は準決勝で合間見えたインテルとミランだが、10日に行われた1stレグはインテルが2-0でミランを下し、決勝戦進出に王手をかけた。

16日に2ndレグが控えるなか、シモーネ・インザーギ監督とともに前日会見に出席したアチェルビはミラン撃破、そして決勝戦進出に向け、並々ならぬ決意を語っている。

「ミランはスコアを覆しにくるだろう。ミランにも誇り、決意、渇望があるんだ。これをわかっている以上、僕たちは全力を尽くし続けなくてはならない。覚悟が必要だ」

「CL準決勝という舞台で相手はミラン。この上なく美しいゲームであると同時に、とてつもない恐怖とアドレナリンが僕たちに降りかかっている。1stレグより難しいゲームになるのは明白だ。並外れた出来を披露したいと思っているよ」

緊張感のある言葉を並べたアチェルビだが、インテルの突破には自信を持っているようだ。

「相手は強いチームだが、自分たちが強いこともまた事実だ。突破まであと1%…なんていう気持ちでいたら、ミスが出るだろう。だけど、インテルはそういったチームではないよ」

「(1stレグを終えて)2-0というスコアは確実なものではない。1stレグ後は勝利をまったく祝わなかった。まだ2ndレグが残っているわけだからね。何も掴んでいない以上は集中し続けなくてはならない。明日は僕たち次第だ。運命はインテルが握っている」

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