【台湾】すかいらーく、ららぽーと台中に3ブランド[サービス]

外食大手のすかいらーくホールディングスは16日、台中市の複合型ショッピングセンター(SC)「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」で、喫茶店「武蔵野森珈琲Diner」など3ブランドの店舗をグランドオープンする。

海外初出店となる武蔵野森珈琲Diner(124席)のほか、しゃぶしゃぶ専門店の「しゃぶ華(サン之華、サン=さんずいに刷)」(162席)、日本のステーキガストをベースにした「横浜牛排」(106席)。武蔵野森珈琲Dinerは30~50代の女性を、しゃぶ華と横浜牛排はファミリーなどを主なターゲットとしている。

すかいらーくホールディングスによると、三井不動産が展開する商業施設の集客力を見込み、ららぽーと台中での出店を決めたという。3ブランドはららぽーと台中・北館のプレオープンに合わせて4月27日にソフトオープンした。

また、すかいらーくホールディングスは新北市新荘区に食材の加工を行う新工場を構える。稼働開始は5月29日を予定。今後の台湾での新規出店に対応できるよう製造量の拡大を図るためで、設備機器や保管スペースを増強する。既存の2工場のうち台北工場は閉鎖予定。

すかいらーくは、グループ全体で海外に76店舗を展開し、うち台湾が71店舗を占める。「Skylark洋食・芳鄰(すかいらーく)」や「義式屋古拉爵(カフェグラッチェ)」などを運営し、今後は武蔵野森珈琲Dinerや横浜牛排を積極的に展開していくという。

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