写真：Getty Images
リバプールは15日、プレミアリーグ第36節でレスター・シティと対戦し3-0で勝利した。
リーグ戦6連勝中の5位リバプール(勝ち点62)が、降格圏に沈む19位のレスター(勝ち点30)のホームに乗り込んだ一戦。リバプールはサラーの3戦連発弾で勝利したブレントフォード戦のスタメンからジョタとヌニェスに代えてルイス・ディアスとヘンダーソンを起用した以外は、同じスタメンで試合に臨んだ。
立ち上がりはレスターが積極的な入りを見せると12分、カウンターからバーンズのラストパスを受けたヴァーディが決定機を迎えたが、シュートは飛び出したGKアリソンがブロック。
徐々に押し込む時間帯を増やすリバプールだが、自陣で集中した守りを見せるレスター守備陣に苦戦しなかなか決定機まで至らない状況が続く。それでも33分、GKアリソンのロングフィードを相手ボックス手前でルイス・ディアスが頭で落とすと、これ拾ったヘンダーソンのパスをバイタルエリア右のサラーがダイレクトクロス。これをファーサイドに走り込んだC/ジョーンズが右足ボレーでゴールに流し込んだ。
先制したリバプールは、その3分後にもヘンダーソンの縦パスをバイタルエリア右のサラーがワンタッチでつなぐと、ボックス中央右でパスを受けたC・ジョーンズが反転からゴール左にシュートを突き刺した。さらに38分には、カウンターをサラーのラストパスを受けたガクポが決定機を迎えたが、シュートはGKイヴェルセンの好セーブに防がれた。
迎えた後半も先にチャンスを迎えたのはレスター。52分、ボックス左でボールを受けたヴァーディの折り返しをティーレマンスが落とし、最後はバーンズがペナルティアーク左横からコントロールショットで狙ったが、このシュートはGKアリソンが右手一本で弾き出した。
膠着状態が続く中、リバプールはセットプレーから追加点を奪う。71分、ドリブルで仕掛けたヘンダーソンがエバンズに倒されてバイタルエリア中央左でFKを獲得すると、サラーがわずかにずらしたボールをアレクサンダー＝アーノルドが右足一閃。強烈なシュートが直接ゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。
試合を決定づける3点目を奪ったリバプールは、危なげない試合運びで試合をクロ－ズ。CL出場権を争う3位ニューカッスル、4位ユナイテッドが週末に足踏みした中、リーグ戦7連勝を飾ったリバプールが勝ち点差を1ptまで縮めることに成功した。
