第7週の週間MVPはヤンキース・リゾとパイレーツ・ケラーが獲得

日本時間5月16日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン7週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはアンソニー・リゾ(ヤンキース)、ナショナル・リーグはミッチ・ケラー(パイレーツ)が選出された。リゾはカブス時代の2018年8月以来4度目の受賞となり、ヤンキースの選手としてはゲリット・コール以来今季2人目の週間MVP獲得。一方のケラーはキャリア5年目で週間MVP初受賞となり、パイレーツの選手としては今季2週目のブライアン・レイノルズ以来、同チームの投手としては2018年4月のジェイムソン・タイヨン以来5年ぶりの獲得となった。

現在33歳のリゾは7試合に出場してリーグ最多の12安打を放ち、打率.444、3本塁打、7打点、出塁率.500、長打率.815、OPS1.315をマーク。対アスレチックス3連戦で3試合連続マルチ安打を記録すると、日本時間5月13日のレイズ戦では2本塁打3打点の活躍でチームの勝利に貢献。さらに翌日の試合でも猛打賞を記録し、チームを0対6からの逆転勝利に導く活躍を見せた。リゾは現在チームトップの9本塁打を放ち、日本時間5月2日から13試合連続安打をマークするなどシーズンを通してヤンキースに欠かせない存在となっている。

一方現在27歳のケラーは2試合に登板して16回を投げ、21奪三振無失点の快投で2勝を記録。日本時間5月9日のロッキーズ戦では9回103球8奪三振でキャリア初の完封を達成し、チームの連敗を7で止めると、同15日のオリオールズ戦でもキャリアハイとなる13奪三振の快投で、再びチームの連敗を4でストップさせる大車輪の活躍を見せた。今季はキャリア初の開幕投手を務めたケラーだが、ここまで5勝1敗、防御率2.38、リーグ3位の69奪三振とエースの座にふさわしい活躍を見せている。

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