ツアー唯一のプロアマ大会 今年は入場料が全日無料に

大会連覇を目指す今平周吾(写真は前年大会)(撮影/松本朝子)

◇国内男子◇ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 事前情報◇取手国際GC(茨城)◇東コース6804yd、西コース6544yd(パー70)

男女含め国内ツアー唯一のプロアマ形式で行われる大会が、賞金総額6000万円、優勝賞金1200万円をかけて18日(木)に開幕する。

4日間を通してプロ2人、アマ2人が同組でプレーする。プロ136人と、全国30会場で行われた予選会を通過したアマ316人が集結。プロは東コースと西コースを1ラウンドずつ回る予選を経て、青木功が改造監修した東コースが舞台の決勝ラウンドに進む。

前年大会は初日に池田勇太が西コースで、最終日には近藤智弘が東コースでともに「59」をマークするなど、ビッグスコアが続出した。ロースコアでの優勝争いは、通算22アンダーまで伸ばした今平周吾が大槻智春、近藤との三つどもえのプレーオフを制して2週連続Vを達成。ツアー7勝目を挙げた。

今年は、開幕戦を制した今平の連覇がかかるほか、リベンジを期す近藤、2年連続プレーオフで敗れている大槻、今季2勝目を狙う蝉川泰果らに注目が集まる。

今季レギュラーツアー初出場となる丸山茂樹の長男・丸山奨王(しょーん)、石川遼の弟・石川航、ABEMAツアー2連勝中と絶好調の鈴木晃祐ら若手や、シニアツアーにも参戦している藤田寛之、深堀圭一郎、倉本昌弘といったベテランも顔をそろえた。

アマチュア部門では、初日のダブルス戦に宮本慎也氏、川上憲伸氏、谷繁元信氏、佐々木主浩氏といった元プロ野球選手や、プロキャディの進藤大典氏が出場。3日目と最終日のシングルス戦にはタレントの武井壮氏がエントリーした。

第3回大会の今年はギャラリーの入場規制を撤廃し、ゴルフ観戦をより身近に感じてほしいという主催者の思いから全日入場料無料で行われる。また、無音カメラアプリを使用した写真・動画の撮影が許可される。

<主な出場予定選手>
今平周吾、池田勇太、石川航、稲森佑貴、大槻智春、大堀裕次郎、片岡尚之、片山晋呉、上井邦浩、河本力、倉本昌弘、近藤智弘、杉原大河、鈴木晃祐、蝉川泰果、時松隆光、深堀圭一郎、藤田寛之、堀川未来夢、丸山奨王、宮里優作、武藤俊憲、横田真一

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン