埼玉のオススメ観光スポット12選!定番から穴場スポットまで

東京近郊の観光地・埼玉とは?

東京都に隣接する埼玉県は、日本の47都道府県の魅力ランキングでは下位にランクインすることがしばしばあります。

しかし、そんな埼玉県には、多くの人がまだ知らない素晴らしい観光スポットがたくさんあるのです!

本記事では、埼玉在住歴が長いMATCHA編集者が、埼玉の観光スポットを定番から穴場まで幅広くご紹介します!

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埼玉の定番観光スポット

小江戸川越

池袋から車で30分ほどでアクセスできる「川越」は、江戸時代(1603〜1868年)を感じさせる古い街並みが残ることから「小江戸」と呼ばれる観光スポットです。なかでも今から300年以上も前に建てられた鐘楼「時の鐘」は、川越のシンボルになっています。

日本風の建物以外にも、明治時代(1868〜1912年)から大正時代(1912〜1926年)に建てられた洋風建築の建物も立ち並ぶ川越では、着物や浴衣を着て観光するのもオススメです。

川越の着物レンタル店では、レトロな街並みに合う衣装を種類豊富に取り揃えています。ぜひ小江戸川越で、タイムスリップした気分を味わってみてくださいね!

長瀞・秩父エリア

西武池袋駅から特急で約1時間半の場所にあるのが、長瀞・秩父エリアです。

美しい自然に囲まれた長瀞や秩父では、春は桜や芝桜、夏は海水浴やキャンプ、秋は紅葉狩り、冬はつららと、1年を通してさまざまなアクティビティが楽しめます。

なかでもの秩父の有名イベントとして知られているのが、例年12月に秩父神社で開催される「秩父夜祭」です。人々によって担がれ、祭りを盛り上げる豪華絢爛な山車は迫力満点! そこに壮大なスケールの花火も加わり、冬の夜空を照らします。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

東京都内から1時間半ほどでアクセスできる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、童話『ムーミン』シリーズを手がけた作家・トーベ・ヤンソンの世界観を再現した公園です。

自然豊かな園内にはメルヘンな建物がいくつも点在しており、まるで本の中のムーミン谷に訪れたような気分を味わうことができます。

オススメの時期は秋で、紅葉した木々を太陽が照らして黄金色に輝く光景を目にすれば、北欧にいるかのような錯覚を覚えることでしょう。

ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ

埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ」は、アジア初のムーミンのテーマパークです。

パーク内では、作中でムーミン一家が暮らしている「ムーミン屋敷」を忠実に再現した建物の中に入ったり、キャラクターが登場するパフォーマンスを鑑賞したり、お土産ショップでグッズを購入したりなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。

先に紹介した「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」からは車で約20分の場所にあるので、併せて訪れてもよいでしょう。

大宮盆栽美術館

大宮盆栽美術館」は、日本でも珍しい公立の盆栽美術館です。館内には盆栽の鑑賞方法などが学べるコレクションギャラリーがあり、屋外の盆栽庭園では約60点の盆栽を実際に鑑賞することができます。

こちらの美術館から徒歩約5分の場所には、6つの盆栽園から構成される「大宮盆栽村」があります。

こちらは、文京区の千駄木に住んでいた盆栽職人が、1923年の関東大震災をきっかけに大宮に移り住んだことで誕生したとされる盆栽の聖地とも言われるスポットで、国内外から多くの観光客が訪れています。盆栽好きな方は、ぜひ2つのスポットを巡ってみてはいかがでしょうか。

首都圏外郭放水路

“地下神殿”とも称される「首都圏外郭放水路」は、水害対策のために作られた治水施設です。

水を貯めておくための高さ数十メートルにおよぶ巨大パイプがずらりと並ぶ光景は、神殿の柱を彷彿とさせます。

大迫力のこちらのスポットは、ガイド付きツアーで見学をすることもできます。たびたび映画の撮影地にも使われるスポットのため、聖地巡礼に訪れる映画ファンも多いのだとか。

鉄道博物館

鉄道好きの方なら必見!埼玉県の大宮にある 「鉄道博物館」は、日本の鉄道の歴史をさまざまな展示品を通して学ぶことができるスポットです。

館内には、新幹線や路面電車の運転シュミレーション体験などのアクティビティ設備も充実しており、小さなこどもから大人まで、1日中楽しむことができますよ!

角川武蔵野ミュージアム

2020年11月、東所沢駅近くにオープンした「角川武蔵野ミュージアム」は、図書館、美術館、博物館の3大文化施設が一体となったスポットです。

世界的に活躍する建築家・隈研吾氏が設計を手がけたことでも有名で、まるで大きな岩のようなミュージアムの外観は、インターネットやSNS上でも大きな注目を集めました。

埼玉の穴場スポット

ジョンソンタウン(JOHNSON TOWN)

西武池袋線入間市駅から徒歩約18分の元米軍住居エリアにあるのが、アメリカンスタイルの街並みを再現した住宅街「ジョンソンタウン(JOHNSON TOWN)」です。

まるでアメリカの郊外を思わせる街並みが広がるジョンソンタウンには、カフェやアメリカの雑貨店のほか、ハンバーガーやガーリックシュリンプライスなどがいただけるレストランがあります。

飛行機に乗ってアメリカに行かずとも、埼玉で気軽にアメリカ文化を体験することができますよ!

千年の苑ラベンダー園

日本ではラベンダーといえば北海道が有名ですが、埼玉県嵐山町にも「千年の苑ラベンダー園」という美しいラベンダー畑があります。

ここは約8ヘクタールの広大な面積を誇る日本最大級のラベンダー園で、約5万株のラベンダーが例年6月に見ごろを迎えます。定番の紫色のラベンダーはもちろん、繊細で美しい白いラベンダーも見ることができますよ。

そのほかにも、ラベンダー摘み体験や、ラベンダーを使ったドリンクやフード、さらにはラベンダーの関連グッズのショッピングなども楽しむことができます。

ぜひ東京から日帰り旅行で訪れてみてはいかがでしょうか。

平林寺

東京近郊の埼玉県新座市にある寺院「平林寺」は、秋には美しいモミジが見られる紅葉スポットです。

また、約43ヘクタールにもおよぶ境内林は国の天然記念物に指定されており、豊かな自然の中で散策を楽しむことができます。

都心部にある紅葉スポットと比べると観光客が少ないため、人混みを避けてゆっくり紅葉鑑賞したい方にオススメです。なお、こちらは修行道場であるため、訪れる際は大きな音を立てないように注意して楽しみましょう。そのほかの注意事項は、公式HPからチェックすることができます。

和光市駅

東京都に隣接する埼玉県の中でも、3つの路線が通る「和光市駅」は、東京へのアクセスに非常に便利なエリアです。

駅を出てすぐの場所には、リーズナブルな価格で宿泊できるホテル「東横INN」や「スーパーホテル」のほか、スーパーマーケットやさまざまなショップがあり、東京観光の拠点としても最適です。

また、和光市にはアジアで初めて新元素を発見した日本の学術研究機関「理化学研究所」があることから、街中ではいくつかの元素記号のモニュメントに出会うことができます。

オススメの埼玉グルメ

川越名物・うな重

庶民が肉を食べることが禁じられていた江戸時代、入間川や荒川などで獲れるウナギは重要なタンパク源でした。そんなうなぎをタレにつけて焼く「うなぎの蒲焼き」は、その美味しさから庶民の間でも広がったと言われています。

そして、うなぎの蒲焼きを箱形の容器である重箱に詰めた「うな重」は川越名物となり、現在の川越市には数百年の歴史を持つ数多くのうな重専門店が店を構えています。

秩父名物・わらじカツ丼

わらじカツ丼」は、ご飯の上に2枚のとんかつをのせた秩父のご当地グルメです。

薄くて大きなとんかつを、甘さ控えめのピリ辛のタレにつけていただく料理で、2枚の大きなとんかつがわらじのように見えることから「わらじカツ丼」と呼ばれています。

秩父市では、店舗によってさまざまなアレンジが加えられたわらじカツ丼が販売されているので、秩父に行く機会があればぜひ食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

埼玉県には、東京都内にはない豊かな自然や歴史が感じられる観光スポットがたくさんあります。

さらに、今回紹介したスポット以外にも、埼玉県には日本最大級のショッピングモールなど、ショピングスポットも充実しています。

次回東京を訪れる際は、ぜひ日帰りで埼玉観光を楽しんでみてくださいね!

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