3戦連続マルチHで打率.344!坂本勇人&丸佳浩が打撃復調の巨人打線の更なる起爆剤に原監督も1軍昇格目論む2軍に潜む逸材とは!?

萩尾匡也が3試合連続マルチヒットで打率.344

5月14日、ケイアイスタジアムで行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した萩尾匡也は、4打数2安打2打点。3試合連続マルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。

4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った萩尾匡也は、西武ライオンズ先発の与座海人の初球スライダーをセンターへ弾き返すツーベースヒット。1アウト2塁のチャンスを演出し、香月一也の先制タイムリーヒットを呼び込んだ。

さらに、9回1アウト満塁のチャンスの場面で、西武ライオンズ3番手・大曲錬の3球目スプリットをライトへ2点タイムリーヒットを放ち、3試合連続マルチヒットを記録した。

萩尾匡也は、2022年ドラフト3位で慶大から巨人に入団した大卒ルーキーだ。高校時代は通算46本塁打を放ち、『九州最強のスラッガー』と評されていた。

今シーズン、イースタン・リーグでは32試合に出場し、打率.344と好成績を残しており、菊田拡和、岡田悠希に続き、1軍昇格に期待がかかる。

生粋のスラッガーである萩尾匡也はここ最近、打球の角度をテーマに取り組み、試行錯誤を繰り返しながら、状態を上げてきている。

坂本勇人、丸佳浩が打撃復調で勢いづき始めている巨人打線の更なる起爆剤として、萩尾匡也が台頭すれば、巨人が一気に巻き返すほどのパワーを生みそうだ。

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