阪神―DeNA 前売り券販売開始 7月に倉敷 1軍公式戦は4年ぶり

プロ野球公式戦「阪神―DeNA」の前売り券を買い求めるファンら=山陽新聞社さん太ホール

 7月11日に倉敷市のマスカットスタジアムで行われるプロ野球セ・リーグ公式戦「ダイワハウススペシャル 阪神―DeNA」(阪神タイガース、山陽新聞社主催)の前売り入場券の販売が16日、岡山市内のプレイガイドなどで始まった。岡山県内での1軍公式戦は新型コロナウイルス禍前の2019年以来4年ぶりで、多くのファンが目当ての席を早速買い求めた。

 山陽新聞社さん太ホール(同市北区柳町)では、販売開始の午前9時を前に約300人が列をつくった。大の虎党で左のスラッガー佐藤輝のユニホームを着て前日夜から並んだという会社員男性(33)=倉敷市=は「地元で佐藤選手のでっかいホームランが見たい。今からワクワクしている」と話した。

 16日現在で首位に立つ阪神と2位につけるDeNA。岡田監督が15年ぶりに指揮を執る阪神は、先発ローテーションの一角を占める大竹がリーグトップの5勝と安定感抜群。打線は近本、大山、木浪らが高打率をマークし、佐藤輝も先の首位攻防3連戦で3本塁打と調子を上げている。DeNAは打率4割超のベテラン宮崎が攻撃をけん引し、昨季最多安打のタイトルを獲得した主将の佐野(岡山市出身)も健在だ。

 試合開始は午後6時。前売り券は、山陽新聞社サービスセンター、岡山、倉敷市の主なスポーツ店、プレイガイド、山陽新聞販売所、チケットぴあ、コンビニエンスストアで販売する。問い合わせは山陽新聞社事業本部(086―803―8015)。

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