【プレミアリーグ殿堂表彰】ファーガソン&ヴェンゲルが監督として初のプレミア殿堂入り!

プレミアリーグは3月29日にサー・アレックス・ファーガソン氏とアーセン・ヴェンゲル氏の殿堂入りを発表しており、5月3日には、新たに元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏、元チェコ代表GKペトル・チェフ氏、元イングランド代表DFトニー・アダムス氏の3名が殿堂入りしたことを発表した。

写真:左からチェフ氏、ファーディナンド氏、ヴェンゲル氏 @Getty Images

2020年2月に設立が発表されたプレミアリーグの殿堂表彰『Hall of Fame(ホール・オブ・フェイム)』は、同リーグにおいて突出した記録を残した選手や、リーグに多大な貢献を果たした選手を称えるものである。

サー・アレックス・ファーガソン

1986年から2013年まで27年もの間マンチェスター・Uを率いた「プレミアリーグ史上最も成功した監督」の1人。92-93シーズンに初めてリーグタイトルを獲得すると、通算13度の優勝を成し遂げた。選手の育成にも優れ、教え子にはデイヴィッド・ベッカムやエリック・カントナ、ポール・スコールズ、ウェイン・ルーニーら、すでに殿堂入りを果たした選手も多く存在する。

アーセン・ヴェンゲル

Jリーグでも名古屋グランパスエイトを率いていた経歴を持ち、1996年から2018年までアーセナルを指揮。リーグ制覇は3度経験し、03-04シーズンでは、26勝12分0敗でシーズン無敗での優勝を成し遂げた。ティエリ・アンリやパトリック・ヴィエラらの才能を発掘した。

リオ・ファーディナンド

17歳でウェストハムでデビューした後、リーズ、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレー。02-03シーズンでは、当時イギリスの移籍金記録でマンチェスター・ユナイテッドに加わり、6度のリーグ優勝を経験。プレミアリーグでは、20シーズンで合計504試合に出場。そのうちクリーンシート(無失点試合)数は189と驚異的な数字も残した。

ペトル・チェフ

チェルシーとアーセナルで443試合の出場で202回のクリーンシートを達成、チェルシーでは4度のリーグ優勝も経験。デビューシーズンとなった04-05シーズンには35試合に出場して、24回のクリーンシートを記録。チェフ氏は、元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏に続いて殿堂入りを果たした2人目のGKとなった。

トニー・アダムズ

1983年にアーセナルでデビューを果たし、プレミアリーグが創設される前に2度のリーグタイトルを獲得、プレミアリーグでも2度の優勝を経験。2002年に現役を引退するまでアーセナル一筋でプレイし、“ミスター・アーセナル”と呼ばれた。プレミアリーグでは255試合出場で115回のクリーンシートを達成。

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