京川舞が加入後リーグ戦初得点も…6度の優勝誇る名門ポツダムは降格決定で30年ぶり2部へ

写真:Getty Images

トゥルビネ・ポツダムに所属する元なでしこジャパンのFW京川舞が加入後リーグ戦初得点を挙げるも、チームを救うことはできなかった。

ドイツの女子ブンデスリーガ第20節、ポツダムvsレバークーゼンが13日に行われ、1-5でレバークーゼンが勝利を収めた。京川は先発出場して69分までプレー。ワンタッチゴールで一矢を報いている。

ポツダムは2点ビハインドの21分、右サイドの敵陣中央でFKを獲得すると、サインプレーを駆使して右ポケットへスルーパス。抜け出したビクトリア・シュヴァルムに京川が連動し、クロスに右足で合わせた。

今季からポツダムに加入した京川はシーズン序盤の女子DFBポカールでゴールを挙げるも、リーグ戦ではここまで無得点だった。この間チームは15試合未勝利など苦戦を強いられ、20試合を終えて2勝2分け16敗という成績に。今節の結果をもって、2試合を残しての降格が決定した。

ポツダムは4連覇を含む6度のリーグ優勝を誇る名門で、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)も前身大会を含めて2度制覇している。過去には永里優季(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ)らも所属していた。

昨季はリーグ4位、女子DFBポカールも準優勝と一定の成績を残していたが、今季は開幕前にコーチ陣が一新。序盤から苦しい戦いが続いた結果、来季は1993~1994シーズン以来、30年ぶりに2部で戦うこととなった。

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