勤務中などに酒を飲み車を運転した元内子町職員の男の初公判がきょう開かれ、男がアルコール依存症の治療を受けていることなどが明らかにされました。
起訴状などによりますと内子町税務課の元係長・西岡裕被告は今年2月、昼休みと勤務後に缶酎ハイを合わせて3本飲み、呼気から基準値の6倍を超すアルコールが検出される状態で、運転したということです。
松山地裁大洲支部で開かれたきょうの初公判で西岡被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は被告が逮捕後、アルコール依存症の治療を受けていることなどを明らかにし、罰金刑または執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月1日に言い渡されます。