ラトビア外相、G7に期待 領土奪還へ武器供与重要

 【キーウ共同】北大西洋条約機構(NATO)加盟国ラトビアのリンケービッチ外相は15日、オンラインで共同通信の単独インタビューに応じ、ウクライナはロシアから領土を奪還、防衛しなければならないと指摘し、武器供与の重要性を訴えた。先進7カ国(G7)は引き続きウクライナに対する経済、武器の支援や対ロシア制裁に取り組むよう期待した。

 19日開幕の広島サミットで議長国を務める日本については、各国をまとめる「極めて有効な役割を果たしてきた」と評価。岸田文雄首相の首都キーウ(キエフ)訪問を、ウクライナを可能な限り支援するという「真剣な関与を示した。象徴的行為は極めて重要だ」と称賛した。

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