山川穂高 強制わいせつ報道でファンが懸念するオールスターへの“悪ふざけ投票”

(写真:アフロ)

西武ライオンズ・山川穂高選手(31)の強制わいせつ疑惑が5月11日に報じられた。’17年に結婚し、一児の父でもある山川だが、「文春オンライン」の記事によると昨年、東京都内のホテルで知人女性に対して無理矢理、性的な行為を行い、女性は膣内などから出血するほどのけがを負うことに。警察は強制わいせつ致傷容疑で女性の被害届を受理したが、いっぽう山川選手は取材に対して、強制わいせつ疑惑を否定したという。

この件の余波は広がっており、報道当日、山川はロッテ戦に出場していたものの、その翌日には出場選手登録を抹消されることに。球団広報は「総合的に判断してコンディション的に抹消」と説明しているが、ネットでは《信じられない》《『総合的に』って言葉が入ってる時点で「コンディション以外にも理由がある」って言っちゃってるようなもんじゃないですか》と訝しむ声が上がった。

そんななか注目を集めているのが、7月に開催予定の「オールスターゲーム2023」だ。これはセ・リーグとパ・リーグの各選抜チームによる対抗試合で、野球ファンの毎年恒例行事。とりわけファン投票で選ばれる選手は毎年注目の的となっているが、時にファンの“悪意”が反映されることもある。

「’03年、俗にいう“川崎祭”が起こりました。この川崎とは当時中日ドラゴンズに所属していた川崎憲次郎さん(52)のことで、川崎さんは’00年にヤクルトから“年俸2億円・4年契約”という条件でFA移籍したものの、右肩の故障で一軍登板はゼロ。にも関わらず、当時オールスターのセ・リーグ先発投手部門におけるファン投票で1位に輝きました。

実はこれには裏があり、投票回数が無制限のインターネット投票で、一部の投票者が匿名掲示板などで“川崎選手は2億円ももらっているのに何もしてないから嫌がらせで1位にしよう”と呼びかけていたんです。その結果、膨大な組織票が川崎選手に入ることに。川崎選手は『僕にとっては嫌がらせ。情けない気持ち』と出場を辞退し、さらに運営側は翌年から“投票には会員登録が必要”などルールを変更することにしました」(スポーツ紙記者)

そのためネットでは、強制わいせつ疑惑に際し「悪ふざけで山川選手に投票する人がいるのでは?」と危惧する声が、こう上がっている。

《オールスターに山川に投票する悪ふざけは発生しそう》
《山川どうなるか解らないけど、オールスター投票時点で球団に籍が残っていたら、山川祭が始まりそう》
《絶対にオールスターはセ・リーグは坂本勇人が1位になってて、パ・リーグは山川穂高が1位になってると予感するなぁ!》
《山川穂高をオールスターの一塁手部門1位にしようぜwwwwwwwwwwwwってありそうだけど》

投票結果は、果たしてどうなるのか。

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