米元レスラー俳優、うつとの戦い告白 ケガで大学中退、離婚時などで再発

俳優のドウェイン・ジョンソン(51)が、うつ病との闘いについて語った。“ザ・ロック”のリングネームで知られた元WWEのスターであり、ハリウッドで最も有名な人物の1人でもあるドウェインだが、マイアミ大学でのカレッジフットボール時代から名声の絶頂期まで、人生の様々な局面で精神的な混乱に見舞われたことを明かした。

ドウェインは『ザ・ピヴォット・ポッドキャスト』でこう振り返っている。

「僕が初めてうつ病と闘ったのはマイアミにいたときだ。学校に行きたくなかったから辞めようと思っていた。そして学校を辞めた。中間テストも受けずにね」

「興味深いのは、その時それが何なのか、うつ病が何なのかがわからなかったことだよ。ただ、そこにいたくないということだけは分かっていたんだ」

「チームのミーティングにも行かず、何にも参加せず、ワークアウトもしていなかった。私たちアスリートにとって、汗を流してトレーニングするのはとても大切なことで、体の中からいらないものが出るからね。でも肩を痛めてそれができなかった。だから当時はそれがつらかった。また、それが何なのかわからなかったんだ」

そして「救い」は、娘たちと過ごす時間だというドウェインは、その後人生のさまざまな場面でうつ病が再発したとして、こう語っている。「私は離婚した時また同じことを経験した。その何年かあとの2017年くらいに、ちょっと経験した。でもその時はそれが何なのかわかっていたし、幸いにも、頼れる仲間が何人かいて『今ちょっとふらふらしてるんだ。ちょっとした葛藤が起きていて、ブルーではなく、ちょっとグレーが見えているんだ』って言うことが出来たんだよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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