吉備路マラソン 次回は2月25日 コロナ禍前と同じ7種目実施

2024年大会の開催概要を決めたそうじゃ吉備路マラソン実行委

 総社市を発着点にした「そうじゃ吉備路マラソン」の実行委員会は16日、同市内で会合を開き、2024年大会の開催日を2月25日に決めた。子どもが参加できるランニングイベントを5年ぶりに復活させるなど新型コロナウイルス禍前と同じ7種目を実施する。

 実行委を構成する岡山陸上競技協会、岡山県、総社市、同市教委、山陽新聞社の関係者ら約30人が出席。2月に開いた前回大会の結果報告や決算を承認後、24年大会の開催概要を決めた。

 種目はフル、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロとランニングイベント(1.5キロ、800メートル)で、定員は計2万2千人。フル、ハーフ、10キロの参加料は前回から据え置くが、残りの4種目は安全確保のコスト増と物価高騰を受け、ランニングイベントを800円とするなど、中止となった20年大会比で1.2倍前後に引き上げる。

 大会長の片岡聡一市長は「ホスピタリティー(おもてなし)を高め、新しいマラソン大会をつくる」と意気込みを語った。

 2月の前回大会は感染対策などのためフル、ハーフ、10キロの3種目に絞って開催。全国から訪れた6681人が走った。

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