首相「ハト、タカ派は無意味」 安倍派パーティーで

岸田文雄首相

 岸田文雄首相は16日、東京都内で開かれた自民党安倍派の政治資金パーティーに来賓として出席した。自身が会長を務める岸田派はハト派、安倍派がタカ派と言われることが多いと指摘した上で「こうしたレッテル貼りに意味がない時代になってきた」と述べた。

 同時に「いま国民が求めているのはハトでもタカでもなく、力を合わせて国民のために結果を出すことだ」と強調した。

 昨年7月に死去した安倍晋三元首相にも触れ「昨年(のパーティーで)、私の受けないジョークにも大きな口を開けて笑ってもらった。あの優しい笑顔を今でも忘れられない」と悼んだ。

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