バレーボールの横田忠義さん死去 75歳、ミュンヘン五輪優勝

横田忠義さん

 バレーボール男子の日本代表でエーススパイカーとして、1972年ミュンヘン五輪で金メダルを獲得した横田忠義(よこた・ただよし)さんが9日に死去していたことが17日、関係者の話で分かった。75歳。香川県出身。

 香川・多度津工高から中央大に入り、松下電器(現パナソニック)で活躍した。中大在学中に代表入り。主にレフトからの強打を得意とし、大古誠司、森田淳悟とともに長身のビッグスリーを形成した。68年メキシコ五輪で銀メダル。3度目の76年モントリオール五輪は4位だった。94~95年に日本女子の監督を務めた。

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