JR東海315系(4両編成)は6月営業運転開始、車両側面にカメラ付き

JR東海315系(写真は8両編成)

JR東海315系の4両編成が、2023年6月1日から営業運転を開始します。投入区間は関西本線(名古屋駅~亀山駅間)です。

315系は2022年3月にデビューしたJR東海の在来線通勤型電車。最初に投入された中央本線では8両固定編成で運行していましたが、2023年1月から4両編成を用いた試運転が行われていました。

この4両編成は、3両編成以上の列車でのワンマン運転の実現を見据え、車両側面にカメラを設置しています。列車に接近した人物などを画像認識技術で自動的に検知し、運転士に通知する技術の検証を行うためです。

JR東海は315系4両編成を関西本線の営業列車に投入することで、様々な時間帯や天候における実際のホーム上の状況を撮影、より多くのデータを蓄積し、AIに学習させ、検知精度の向上を図ります。

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